💭愛される方が幸せ?会話が楽しくない元彼からの誘いに、心が揺れる夜
彼は本当にいい人でした。
優しくて、誠実で、私のことを大切にしてくれた。
趣味も合うし、価値観も近い。
すごく真面目で、嘘をつかない人。
それでも私は、その人を振ってしまいました。
理由は――
「一緒にいても、会話が楽しくなかった」から。
それだけ? と思われるかもしれません。
でも、恋愛って、理屈だけじゃやっぱり割り切れないものですよね。
📩振ったあとも、彼からは連絡が来る
別れてからしばらくしても、彼は連絡をくれます。
「元気にしてる?」
「久しぶりにご飯でもどう?」
「最近こういう映画観たよ、〇〇好きだったよね」
そこには未練がましさというよりも、
どこまでも変わらず優しい、彼の人となりがあります。
嫌な感じはしない。むしろ、安心する。
それなのに、なぜかすぐに返事ができない自分がいる。
**「あのときと同じだ」**と思ってしまうんです。
🗣会話が楽しくないだけで、別れてもいいのか
これは、意外と語られないテーマかもしれません。
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優しい
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大切にしてくれる
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浮気しない
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安心できる
恋人としてこれ以上ない条件なのに、
「一緒に話してても、心が動かない」
それだけで別れていいのか。
幸せになれる道を、自分から手放してしまったんじゃないか。
そんな罪悪感のようなものが、ずっと心に残ります。
💡恋に必要なのは、“言葉で通じ合える”ということ
人は、誰かを好きになるとき、
必ずしもスペックや条件で判断しているわけではありません。
「この人と話すと、なぜか元気になる」
「言葉を交わすたびに、もっと知りたくなる」
その感覚が、好きという気持ちの種になることが多いのです。
どんなに条件が揃っていても、
会話の波長が合わないと、やっぱり寂しさは残ります。
好きな人と話していて
「つまらない」と感じることほど、孤独なことはありません。
🥄愛される方が幸せ?という問いの落とし穴
人はよくこう言います。
「愛される恋の方が幸せだよ」
「追いかける恋より、追いかけられる恋の方がラクだよ」
それは確かに、一理あります。
愛されている安心感は、精神を安定させてくれます。
愛されているからこそ、自分を大切にできることもある。
でも、もしその関係の中で
**「自分が何も感じられない」**のであれば、
それは本当に幸せと言えるのでしょうか。
🧭気が合うと、心が動くは別の話
彼は、趣味も合って、話す内容に共通点も多い。
なのに、どうしても盛り上がらない。
それは、気が合う=盛り上がるではないからです。
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話のテーマが同じでも、テンポが違う
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共通点はあるのに、感情の抑揚が合わない
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静かで穏やかすぎて、心が動かない
こういったズレが、
一緒にいても物足りないという感覚につながってしまうのです。
🤔それでも、また会おうか迷ってしまうのはなぜ?
それでも、彼から誘いが来ると迷ってしまう。
もう一度会ってみようかな、と考えてしまう。
それはきっと、
あの安心感が今も恋しいと思っているからです。
あの人は、私を大切にしてくれた。
心地よい距離感で、傷つけない人だった。
それってすごく貴重なこと。
だからこそ、今の自分の状況や心の状態によっては
もう一度あの安心感の中に戻りたいと思ってしまうのです。
💬誰かと一緒にいること=孤独が消える、ではない
人は一人でいると孤独を感じますが、
一緒にいても孤独という感覚の方が、実はずっと切ないものです。
言葉が届かない
話が弾まない
一緒にいても寂しい
そんな気持ちを抱えたまま、
“愛されているから”という理由で関係を続けるのは、
ある意味で、自分の感情を麻痺させる選択でもあります。
🕊愛されることより、自分の心が動くことを大切に
「愛される方が幸せ」
それはきっと、ある一面では正しいです。
でも、その愛に自分の心が応えていないなら、
それは“誰かの愛”であって、“あなたの幸せ”ではないかもしれません。
恋に正解はありません。
ただ、
心が動く瞬間を大切にすることが、
自分の人生を愛していく第一歩になることは間違いありません。
🌙もし、もう一度会うなら
もし、もう一度会ってみようと思うなら、
自分に問いかけてみてください。
「私はこの人と話す時間に、もう一度ワクワクできるか?」
答えが「はい」なら、再会もきっと素敵なものになるでしょう。
でももし、
「安心できるけど、やっぱり退屈かもしれない」と思うなら、
その気持ちも大事にしてあげてください。