勝手に融資ご返済されることはない!SMBCダイレクト体験談

雑記

不正アクセス!?勝手に「融資ご返済」をされていたら

見知らぬ明細を発見

インターネットバンキング(SMBCダイレクト)を利用しているのですが、口座の明細をチェックすると、見知らぬ明細を発見。

 ワンズダイレクト

正直、どうやって融資してもらうのかさえ知らないので驚きました。

「もしかすると誰かが不正に融資をしてもらっているのではないか」

と考えました。金額としては微々たるものですが、毎月引き落とさたら困ります。クレジットカード会社より同じ日付で引き落とされていたことから、まずは三井住友カードに問い合わせることにしました。

三井住友カードに問い合わせることに

明細に気づいたのが土曜日。しかし、三井住友カードは土日でも問い合わせ対応をして頂いていることから、すぐに電話で問い合わせをしました。

「明細を見ていたら『融資ご返済』というものがあり、見覚えがないのですが」

「そちらはクレジットカードの明細になりますでしょうか」

「銀行の明細になります」

「もしそうでしたら、クレジットカードではなく銀行の融資になります」

「そうなのですか」

「もしよろしければ、銀行の問い合わせ先をお伝えしますので、そちらにご連絡ください」

クレジットカード会社では問題は解決せず 

よくあるお問い合わせなのか、銀行の連絡先を伺うことができました。そして、すぐに三井住友銀行(SMBCダイレクト)へ連絡しました。

「明細に不明な点がありまして連絡しました」

「具体的にはどのような件でしょうか」

「融資をして頂いていないにもかかわらず、今月『融資ご返済』という明細で口座より引き落としされているのですが」

「承知しました。それではこれから本人確認をさせて頂きます。これからガイダンスが流れますので、暗証番号など入力頂けますでしょうか」

「わかりました」

すると、その後、音声ガイダンスに従い、暗証番号を入力。完了すると、オペレーターの方から連絡がありました。

「本人確認ができました。具体的にはいつの明細になりますでしょうか」

910日になります」

910日ですね。少し調べてみますのでお待ちください」

「わかりました」

数分程度待つことに。また、オペレーターから連絡がありました。

「確認できました。たしかに融資を受けられているようです」

「そうなんですか。融資をする方法さえ知らないのですが。具体的にはどれくらいの金額を借入しているのでしょうか」

「申し訳ございません。詳細についてはわかりません」

「詳細についてわからないのでしょうか」

「それ以上こちらでは確認することができません。口座がある支店にお問い合わせをされたほうがよろしいかと存じます」

「わかりました」

 インターネットバンキング(SMBCダイレクト)でも解決せず

インターネットバンキング(SMBCダイレクト)では詳細については把握できないようでした。

「連絡先についてお伝えしてもよろしいでしょうか」

「どうぞ」

「大変申し訳ありませんが、銀行は平日しか対応していないため、後日ご連絡ください」

「わかりました」

三井住友銀行の支店へ連絡

不正アクセスではないかと不安だったため、すぐに火曜日(月曜日が祭日だったため)に銀行へ電話で連絡しました。

「口座の明細に不明な点がありまして連絡しました」

「具体的にはどのような件でしょうか」

「融資をして頂いていないにもかかわらず、今月『融資ご返済』という明細で口座より引き落としされているのですが」

「承知しました。口座番号を教えて頂けますでしょうか」

「〇になります」

「本人確認をさせていただきたいのですが、お前を伺ってもよろしいでしょうか」

「たぐちひさとです」

「それでは住所と生年月日を押していただけますでしょうか」

「住所は〇で、生年月日は〇です」

「確認することができました。具体的にお伺いできますでしょうか」

910日に融資後返済という形で4000円ほど引き落とされているのですが、見覚えがありません」

「こちらでも確認させていただきます。少々お待ちください」

「わかりました」

 数分後・・・

「たしかにカードローンを利用されているようです」

「そうですか」

「よくカードをさかさまに使用してローンを利用される方がいますが」

「それはありえません。インターネットバンキングで利用していますので」

「そうですか」

「ローンの利用方法さえ知らないのですが。いつ利用したのか詳細について確認頂くことは可能でしょうか」

「承知しました。こちらで確認しますので、お時間をください。連絡先を伺ってもよろしいでしょうか」

「090−−−−」

「ありがとうございます。確認出来次第、ご連絡いたします」

 問い合わせをしてから10分後、銀行から連絡がありました。

「三井住友銀行東陽町事務センターの●●と申します。今お時間よろしいでしょうか」

問い合わせた支店とは別のところから連絡がありました。

「お問い合わせいただいた件ですが、718日に利用されているようです」

「特にローンを利用した記憶がないのですが」

「現状お話をしますと、10月にもご返済していただく必要があります」

「いくらですか?」

44円となります」

「それで最後になりますでしょうか」

「こちらで返済が完了になります」

「となると、融資額は少額ということでよろしいでしょうか」

「そのようでございます」

4000円くらいですと、友人に振り込んだくらいしか記憶がないのですが」

「〇〇様でしょうか」

「そうです。その振り込みの際にローンを使ったことになるのですか?」

「そのようです」

「通常通り振り込みをしておりますので、ローンを使うなんてことはないのですが。4000円程度の金額をローンで支払う意味がありませんよね」

「おっしゃるとおりですが」

「間違いだと思うので、利息分返金頂けますでしょうか」

「申し訳ございません。こちらではどのような操作を行われて振り込まれて確認されたのかわからず、返金することができません」

「仕方がないですね。不正アクセスではなかったので良かったです。」

「申し訳ありません。今後、このようなことが怒らないようにカードローンを解約されることをお勧めします」

「具体的にはどうすればよいのでしょうか」

「窓口にお越し頂くことになりますが、カード、身分証明書、印鑑があれば解約可能です」

「教えて頂いてありがとうございます。すぐには行けませんが、解約したいと思います。ありがとうございました」

出金口座の間違いが発覚

ともかく不正アクセスではないことがわかって安心しました。しかし、どうしてそのようなことになったのか腑に落ちず、SMBCダイレクトの振り込み画面を見ることに。

すると、「出金口座」欄に問題がありそうなことが発覚。振込みをする際には「出金口座」欄で口座を選択する必要がありますが、カードローンの口座を指定している可能性がありました。

ローンの口座には「CL」という頭文字がついているのですが、誤ってその口座を選択した可能性があります。いつも振り込みしている時はその欄をチェックせずに振り込んでいました。

今後気をつけなければなりません。また、今回、不正アクセスを疑ったことから、10年以上変更していなかったインターネットバンキング(SMBCダイレクト)のログインパスワードを変更しました。

お恥ずかしいことにいつも注意メッセージがでておりましたが、パスワードを変更しておりませんでした。今回は何事もなくてよかったですが、これを機に銀行の明細はこまめにチェックし、パスワードも変更することにしました。

尚、SMBCダイレクトではメールアドレスを登録すると、出入金記録があった際に連絡を頂けます。明細を見たときには驚きましたが、損したと思わず、いい経験をしたと思うようにしました。

スポンサードリンク