この記事は、instagramフォロワー数60万人以上、「そのままでいい」「きっと明日はいい日になる」など累計90万部以上の著者(@yumekanau2)が執筆した記事です。

猫みくじ「一番心に響くのは誰からでもなく自分からの言葉」
「私なんて」「ダメな自分」をいつも抱えていたあの頃
誰かに褒められると、少しだけ自信が持てる。
けれど、失敗した日は、一気に自分の価値が消えてしまうような気がする。
そんなふうに、自分自身を結果や他人の評価で測ってしまう生き方を、
私たちはいつの間にか、当たり前にしてきたのかもしれません。
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テストの点が悪かった
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仕事でミスをした
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SNSで反応が少なかった
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誰かに比べて劣っている気がした
それだけで、「自分はダメだ」と思ってしまう。
でも本当は、それが一番自分を苦しめているのです。
“自信”と“自己肯定感”は、まったく別のもの
「自己肯定感がある=自信がある」と思っていませんか?
実はこの2つは、まったく別のものです。
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自信は「できるかどうか」の感覚
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自己肯定感は「できなくても、自分を認められるかどうか」
たとえば、何かに挑戦して失敗したとき。
自信は揺らぎます。
でも、自己肯定感はそこでこそ試されるのです。
できたからすごいのではなく、
できなくても、自分を見捨てない。
その態度こそが、本当の意味で自分を大切にするということ。
評価されなかった自分を、どう扱うかで人生は変わる
頑張ったのに認めてもらえなかった。
努力したのに報われなかった。
結果が出せなかった。
そんなとき、心の中でこうつぶやくことがあります。
「私、価値ないのかもしれない」
でも、評価が得られなかった瞬間にこそ、自己肯定感が支えになる。
それは、言い訳や慰めではなく、
「それでも私は、私を信じている」と思える感覚。
誰にも評価されなくても、
失敗続きだったとしても、
自分だけは自分を投げ出さない。
それができる人は、外側の状況に左右されず、しなやかに立ち直っていけます。
「見捨てない態度」が、自分との信頼関係をつくる
たとえば、大切な友人がうまくいかずに落ち込んでいるとき。
あなたならきっと、優しく声をかけるでしょう。
「大丈夫だよ」
「それだけ頑張ったんだから、すごいよ」って。
でも、自分に対してはどうでしょう?
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何やってるの、情けない
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また失敗してる、ほんとダメなやつ
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もう無理かも、どうせ私なんて
こんなふうに、自分にだけ厳しい言葉を投げかけていないでしょうか。
どんなときでも自分を責めない態度こそが、自己肯定感の土台。
「いい時の自分」だけじゃなく、「不器用な自分」も含めて、信頼する。
それは簡単ではないけれど、だからこそ価値がある生き方です。
「自分に価値がある」と思える感覚は、成果ではなく態度から生まれる
ある人が、試験に落ちたときにこう言いました。
「悔しいけど、これが自分の全てじゃないから」
またある人は、仕事で失敗して落ち込んでいるときに、
「でも、自分のことは嫌いになりたくない」とポツリとこぼしました。
どちらも、自己肯定感を感じさせる言葉です。
結果に左右されず、自分をまるごと受け止めようとする姿勢。
それは、まさに「態度」から育まれるもの。
評価されるかどうかではなく、
どんな自分であっても、
「これが自分だ」と認められる感覚こそが、
私たちを日々支えてくれる見えない力になるのです。
どんな自分も、ここにいていいと信じること
完璧な自分じゃなくても、
誰かに認められていなくても、
うまくやれなかったとしても。
そんな自分を、自分が受け入れるという決意。
それが、自己肯定感の本質です。
外からの評価はいつも揺れます。
時には上がり、時には下がり、コントロールできません。
でも、自分が自分に向ける目線だけは、
自分の手で選び直すことができる。
「それでも私は、大切な存在だ」
その感覚がある限り、私たちは前に進めるのです。
まとめ:自己肯定感とは、自分を見捨てないという生き方
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自己肯定感は「できるから価値がある」という考えとは無関係
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成果や評価に関係なく、自分を大切にする姿勢が大切
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失敗したときこそ、「それでも自分を信じる」ことが試される
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自己肯定感は、態度であり、自分との信頼関係の上に成り立つ
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他人へのやさしさと同じように、自分にもやさしく接することで育つ
あとがき:今日も、自分を裏切らなかったあなたへ
毎日がんばってるのに、報われない日がある。
思い通りにいかなくて、泣きたくなる夜もある。
そんなとき、心の中で誰かに言ってほしくなる。
「それでも、あなたには価値があるよ」って。
でも、本当にその言葉が一番響くのは、
他人ではなく、自分からの言葉として聞いたときです。
今日、どんなあなたであったとしても。
そのすべてを認め、抱きしめてあげてください。
🕊 自己肯定感は、生きる力の根っこにあるもの。
折れそうになったときも、揺らいだときも、
どうかあなた自身が、自分を信じる人でいられますように。