猫みく「自由を奪う優しさに、気づける女でいたい」

孤独より怖いのはダメな男に振り回されること 猫みくじ

🌙孤独より怖いものが、この世には確かにある

「結婚しないと寂しいよ」
「歳をとっても一人だったらどうするの?」
「そんなに自由を求めてたら、誰も寄りつかないよ」

そういう言葉を、女はよく聞く。

“一人でいること”が、まるで不幸であるかのように語られる社会。

でも、たとえその言葉が善意から発せられたものであっても、
その前提にはいつもこうある。

「女は、誰かに選ばれて、誰かといることで満たされるものだ」と。

けれど本当に、女が恐れているのは、
誰にも選ばれずに一人でいることではない。

最も恐ろしいのは――
「クソみたいな男に、翼をもがれること」だ。


🗝愛の名のもとに「自由」を奪われる現実

付き合う、結婚する、共に生きる。
それ自体は悪いことではない。

けれど、「男と一緒にいる」という選択が、
女の自由・夢・仕事・交友関係・自尊心を少しずつ奪っていく関係も、たしかにある。

「そんな服着てると軽く見られるよ」
「俺以外の男と連絡取らないで」
「いつも仕事ばっかりだよね?」
「誰に食わせてもらってると思ってるの?」

こんなふうに、じわじわと“自由”を絞め殺される関係は、孤独よりもはるかに過酷だ。

そして何よりも恐ろしいのは、
それが「愛されている」という錯覚のなかで起きてしまうこと。


🪽翼をもがれるとは、どういうことか

「翼をもがれる」というのは、
何かを“やめさせられる”ことではなく、
“やめさせられているのに、自分で選んだと思わされている”状態を指す。

・夢をあきらめた
・仕事をセーブした
・友達付き合いが減った
・SNSを控えるようになった
・自由に使えるお金がなくなった

そのすべてを「彼のために」と思い込もうとしていたら、
それはもうすでに、翼をもがれている。


❄️“優しさ”で自由を奪う男もいる

支配的な男は、何も「怒鳴る人」や「暴力を振るう人」だけではない。

やさしさの皮をかぶった支配は、もっと巧妙で、もっとタチが悪い。

「心配だから、迎えに行くよ」
「夜遅いの危ないから、飲み会は控えたら?」
「そんなに無理しなくていいんだよ」

それらは一見、優しさのように聞こえる。
けれどその“優しさ”のあとに残るのが、

・行動の制限
・自己否定
・不自然な我慢
・過剰な配慮

であるなら、それは翼をもがれている証拠だ。


💡「好きな人と一緒にいること」が、人生の足かせになる瞬間

愛し合う関係が、人生の追い風になるとは限らない。
むしろ、愛しているからこそ、
「この人に合わせなくちゃ」
「迷惑をかけちゃいけない」
と、自分を抑えてしまう人は多い。

でも、そんなふうにして手放した“自由”は、
後になってからしか、その重みを実感できない。

「どうしてこんなに疲れてるんだろう」
「昔の自分、どこにいったんだろう」
「彼がいない時間のほうがホッとする」

そんな小さな違和感が、
“翼をもがれている”ことのサインかもしれない。


🌼一人で死ぬのは、そんなに怖くない

孤独という言葉が、やたらと強調される時代。
「結婚=幸せ」
「一人=さみしい」
という図式を、どこかで内面化してしまっている私たち。

でも、よく考えてみれば、
一人で生きる力がある人ほど、人と対等にいられる。

一人で死ぬかもしれない覚悟がある人ほど、
自分の「自由」を自分の手で守れる。

一人でいたって、誰かと一緒にいたって、
その関係のなかで、自分らしさが残っているかどうかが大切。


📣だからこそ、翼をもがない相手を選んでほしい

・夢を笑わない人
・あなたの時間を奪わない人
・あなたの人間関係を尊重する人
・対等であろうと努力する人
・あなたが“自分らしく”笑っていられる人

そういう人と一緒にいると、
むしろ、翼が大きくなる。

あなたが飛ぼうとするとき、
羽ばたきを邪魔するどころか、
「その風、乗っていこうよ」と言ってくれるような人。

その人こそ、
“一人で死ぬより怖いこと”から、あなたを守ってくれる存在。

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