猫みくじ「言葉にならない 不快な気持ちを 見過ごさないで」

言葉にならない不快な気持ちを見逃さないで 猫みくじ

🕯言葉にならない“不快”を、見過ごさないで

「なんかやだ」って、説明のしようがない言葉だ。
論理的な根拠もない。
誰かに伝えても、きっとこう返される。

「え、なんで?」
「被害妄想じゃない?」
「考えすぎじゃない?」

そう言われると、こっちが間違ってる気がしてくる。
でも心の奥では、確実に小さな違和感が芽生えている。

言語化できない不快。
明確な理由がないざわつき。

それって、「まだ言葉になっていない正しさ」かもしれない。


⚡違和感は、感情が発する“先制アラート”

人は、まず「感じる」生き物だ。
そして後から、それを「言葉」にしていく。

つまり――
**「なんかやだ」は、感情が“理性より早く気づいた危険信号”**でもある。

・言い方が微妙に刺さる
・態度に引っかかる
・空気に微妙な圧がある
・悪意はないけど、優しさでもない

そういう微細なズレを、
言語化できないうちから、心は正確にキャッチしている。

「なんかやだ」は、感情の防衛本能だ。


🪞無理に言葉にしようとしなくていい

現代は「わかりやすさ」や「説明責任」が重視されすぎて、
感覚や直感は「子どもっぽい」「浅い」と見なされがちだ。

でも、本当にそうだろうか?

  • 誰かと会った後、すごく疲れる

  • その場では笑ってたのに、あとからモヤモヤする

  • 自分が小さく扱われた気がする

そういう気持ちを、無理に“いい人”として受け入れようとすると、だんだん自分の感情が麻痺してくる。

だからこそ、説明できなくてもいい。
たとえ理由が「なんとなく」でも、
“なんかやだ”という自分の感覚には、ちゃんと耳を傾けてあげてほしい。


❄️「嫌な理由」が言えないのは、あなたのせいじゃない

特に女性は、「空気を壊さないように」「説明できるように」と、
無意識に“自分の感じたこと”を押し殺す訓練をされてきた。

・あの人の態度がしんどい
・笑えない冗談がつらい
・なんか圧を感じる

そう感じても、表面的には笑ってやり過ごしてしまう。
でも、そうやって我慢を積み重ねていくと、自分の“嫌だ”に鈍くなっていく。

「言えない=わかってない」じゃない。
ただ、それはまだ言葉になっていないだけ。
もしくは、「わかってるけど、言ったら壊れてしまいそう」なだけ。


🧩“やだ”という感覚には、あなたの人生の輪郭が出る

「なんかやだ」は、自分の“輪郭”を教えてくれるサインでもある。

・どこからが不快なのか
・どんなことに敏感なのか
・どんな人と、どんな距離感でいたいのか

その「やだ」を丁寧に拾っていくと、
あなたが何を大切にしていて、何を守りたいかが見えてくる。

それはきっと、他人には理解されなくても、
あなた自身にとっては、譲れないもののはず。


🌱「なんかやだ」と思ったら、ちょっとだけ離れてみていい

全部を言語化して説明しなくてもいい。
相手に納得してもらわなくてもいい。

「なんかやだ」と思ったら、
無理して近づかなくていい。
距離を置いたっていい。

それは逃げでも、甘えでもない。
“あなたの感情を守る”という、ごくまっとうな判断。

言葉にできなくても、感情は正しい。
その直感を、どうか信じてほしい。


📌まとめ:感情は、最初に正解を知っている

・嫌だと感じたなら、それがすでに「答え」
・言葉にできなくても、心は知ってる
・“なんとなく”は、“確信”の前の形

だから、こういう感覚を覚えたときは、
「理由が言えないから我慢しよう」じゃなくて、
「理由が言えないけど、確かにやだ」って、自分を守ってあげる勇気を持ってください。

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