猫みくじ「心の支えは誰かではなく、いつも自分の中に」

心の支えはいつも自分の中に 猫みくじ

「いなくならないで」――そう思ったことはありますか?

「お願いだから、いなくならないで」

誰かに心のすべてを預けていたときほど、その人の背中が遠ざかる瞬間が、何よりも怖い。

ふとした別れの予感に、胸の奥がきゅっと縮こまる。

人を信じることは、温かい。
でも、「依存すること」は、温かさの先に、喪失を孕んでいる

それに気づいたのは、相手がいなくなったときではなく、自分の中から「支え」が消えてしまったときだった。


「依存」とは、心のよりどころを預けること

人は誰かに頼ることで、安心を得る。

心が弱っているとき、孤独を感じたとき、自分一人で抱えるのが苦しいとき。
そんなときに誰かの存在が支えになってくれることは、確かにある。

ただ、それが**「依存」へと変わるとき**、少しずつ、自分の軸が他人に傾いていく。

「この人がいないと、私はダメになる」
「この人が私を見てくれないと、私は消えてしまう気がする」

それはもう、ただの愛情や信頼ではなく、**「自分という存在の支柱を他人に託すこと」**になっている。


依存は「習慣」になる

依存は、最初は無意識に始まる。

返事が早いと安心して、毎日連絡を取るようになる。
少しの沈黙に不安を覚えて、確認のメッセージを何度も送る。
何かあれば、すぐにその人に相談するようになる。

そうした行動が**「安心を得るためのルーティン」になり、やがてそれは自分の精神の支えそのもの**になってしまう。

そして恐ろしいことに、それは習慣として深く根づいていく

まるで、歯を磨くように。
まるで、息を吸うように。

いつの間にか「その人がいないと落ち着かない」「その人が答えてくれないと不安になる」という状態に陥ってしまう。


別れは、「自分の心の支え」を失うこと

依存していた相手と別れるとき。

その痛みは、単なる「人との別れ」ではない。

自分が無意識に預けていた“心の一部”がごっそり失われる感覚だ。

「その人がいないとダメになってしまう」
そう思い込んでいた自分の信念が崩れるとき、立っていられなくなるのは、自分自身

失うのは、「相手」ではない。
本当は、自分の心の拠り所なのだ


依存の代償は、自分の中の“空洞”

「どうしてあの人がいないだけで、こんなに苦しいんだろう」
そう思ったことがある人も、少なくないはず。

本来なら、自分の中にあるはずの安心、自信、自己肯定感。
それらを他人に預けてしまっていたから、相手がいなくなった瞬間、自分の中が空っぽになってしまう

この空洞が、依存の代償。

埋めようとしても、また誰かに頼りたくなる。
その繰り返しが、依存を依存で塗り固める悪循環になってしまう。


誰かに頼ってもいい、でも「自分の軸」は自分で持つ

誤解してほしくないのは、人に頼ること自体が悪いわけではないということ。

人は一人では生きていけないし、助け合いの中で成長していく。

けれど、頼ることと依存することは、決定的に違う

  • 頼る=自分の足で立ちつつ、時々支えてもらう

  • 依存=相手がいないと立てない状態になる

この違いを知っているかどうかで、心の安定は大きく変わってくる。

だからこそ、どんなに好きな人であっても、
どれだけ信頼している相手であっても、

「この人がいなくても、自分は自分でいられる」
そう言える強さを持っていたい。


自分の中に「支え」を持つということ

それでは、自分の中に支えを作るにはどうしたらいいのか。

答えは意外とシンプルです。

  • 日常の中で、自分が安心できる習慣を持つこと

  • 「一人でも大丈夫」と思える体験を積むこと

  • 感情に巻き込まれず、自分で整える練習をすること

たとえば、

  • 朝一杯のコーヒーを丁寧に淹れる

  • 自分の感情を言葉にしてノートに書く

  • 小さな決断を、自分の意思で下す習慣をつける

こうした些細なことが、自分という軸を太く、強くしていく

誰かに支えられた経験があったとしても、
それが「いなくなっても崩れない自分」を作るきっかけになればいい。


「自分の心の支え」は、いつも自分の中にある

恋愛でも、友情でも、家族でも。

どんなに深くつながっていたとしても、人との関係は永遠ではない

人生には別れがつきもの。
時に突然で、時に痛みを伴ってやってくる。

でも、そんなときでも、

「私は私として、ここにちゃんと立っている」

そう言える自分でいられるように。

自分の心の支えは、自分の中にある
そう信じることが、何よりも大切なのです。


あなたは、誰かに「心のすべて」を預けていませんか?

「この人がいないと私は…」

そう思ったことがあるなら、少し立ち止まってみてください。

それは本当に信頼? それとも、依存?

そして、こう自分に問いかけてみてください。

「もしこの人がいなくなったとき、私はどうなる?」

答えが「何も残らない」と感じたなら、
それは自分の中の「支え」を、外に預けすぎているサインかもしれません。


まとめ:自分を守るために、「依存」から距離を置く

  • 依存は無意識に始まり、習慣となる

  • 依存によって失うのは、相手ではなく「自分の心の支え」

  • 頼ることは大切だが、「自分の軸」を手放してはいけない

  • 自分の中に支えを持つことで、他人に振り回されない強さが育つ

人とのつながりは人生を豊かにしてくれます。
でも、自分を守れるのは、最終的には自分だけです。

依存を手放し、自分の中にある支えと出会えたとき。
人との関係も、もっと自由で、もっと優しいものになるはずです。


心の主導権を、自分の手に取り戻すために。
今日から、少しずつ始めてみませんか?

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