この記事は、instagramフォロワー数50万人以上、「そのままでいい」「きっと明日はいい日になる」など累計50万部以上の著者(@yumekanau2)が執筆した記事です。
NLPに出会わなかったら今の自分はありません
先日、インスタのDMにこのようなお問い合わせがありました。
本を毎日読んでは元気をもらっています。少しお聞きしたいことがあります。田口さんは心理学を学ばれましたか?私も人の心に寄り添える人になりたいと思っています。なので心理学を学ぼうと思っています。もしも、学ばれたのであれば、おすすめの心理学を教えて頂けないでしょうか?
私はNLPという心理学を学んでいます。NLPに出会わなかったら、今の自分はないといっても過言ではありません。
本当にNLPに出会えてよかったと思っています。これまで10冊ほど本を出版していますが、ほとんどがNLPの考え方がベースとなっております。
とはいえ、巷では「NLPは怪しい」「NLPは効果がない」「NLPは役立たない」といった人がいます。そこでNLPについてご紹介いたします。
NLPはどこで学べばよいのか
NLPの受講料は高い!?
NLPを学ぼうと思ったときに、まず頭の思い浮かぶことは「NLPは高額すぎるのではないか」
私もそのように思っていました。実際に初級、中級の資格を取得するには以下の金額かかります。
米国NLP協会認定NLPプラクティショナー (初級):「367,500円(税込)」
米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー (中級):「315,000円(税込)」
しかし、「今までと同じことをしていたら何も変わらない」と藁にもすがる想いで、NLPを学ぶことにしました。今では高額な受講料を支払って学んでよかったと思っています。
とはいえ、NLPは日本でそれほど普及していない為、個人(NLPのトレーナー)でレッスンを開催している場合もあり、本当に申し込んでよいのか不安があります。
ヒューマンアカデミーに通うことに
そのため、まずは「NLPをどこで学ぶのか」考えて、インターネットでいろいろ検索しました。そのようにして見つけたのが「ヒューマンアカデミー」。
HPのデザイン、会社の概要(売上高、事業内容)を見て、「ここであれば大丈夫だ」と思い、まず講座の説明を聞くことにしました。
会社は新宿にあり、新宿駅から徒歩数分のところにありました。ヒューマンアカデミーの社員の方から「NLPの概要」や「NLPがどのように活用できるのか」など1時間ほど話を聞くことに。
説明終了後、NLPの概要がわかるテキストを頂戴しました。すぐに「これは仕事に応用できる」と思い、申し込むことに。
さすがにレッスン料が高額なため、その時は「米国NLP協会認定NLPプラクティショナー」のみ申し込みました。
とはいえ、NLPプラクティショナーのレッスンを1回受けた後、迷うことなく「米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー」も申し込みました。
ヒューマンアカデミーに興味がある方はこちらへ
NLPはどんな人が受けているのか
一部上場企業の社長からサービス業までさまざま
NLPを受講している人はさまざまです。私が受講していたヒューマンアカデミーでは東証一部上場企業の社長がレッスンを受けていたこともあるようです。
実際にその人と一緒にペアワークを取り組んだ人から当時の様子を伺いましたが、少し個性的でワークに取り組む際には気を遣い、苦労したようです。
私の時にはいろいろいな職業の方に出会うことができました。
「キャバクラ嬢」「学校の先生」「看護師」「介護士」「保険のセールスマン」「起業家」
その中でも「看護士」「介護士」のかたが多く受講しているように見受けられたのですが、NLPがコミュニケーション力アップに役立つからかもしれません。
実際に看護士、介護士の人たちに話を聞くと、「看護、介護している人達にNLPのテクニックを使ってみたい」という人が大半でした。
NLPでは何を学べるのか
NLPはどんな分野でも活かせるコミュニケーション方法、イメージトレーニング手法など学べます。そのため、恋愛や仕事でも活かすことができます。
以前に「NLPを恋愛に活かしたらどうなるか」取材を受けたことがあり、恋愛におけるNLP活用法をご紹介します。
【取材記事(マイナビ)】本当かウソかは目で分かる!?
「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、まさしくその通り、なのだとか。
心理学の一種であるNLP(神経言語プログラミングの略)では、目線の動きから「相手が浮気をしているか」や、「相手が恋人を選ぶときに何を重視するのか」、「効果的なデートへの誘い方」が分かるということで、米国NLP(TM)協会認定マスタープラクティショナーの田口久人(たぐち・ひさと)さんにうかがいました。
目線の動きでウソを見破る
「人の目線は、過去のことを話すときは左に、未来のことを話すときは右に移動します。無意識の動きなので、変えることはできません。目の動きからは、人の意識のさまざまなことが伝わってきます。
相手が何かを思い返さなければならないような質問をします。このときの相手の目の動きに注目してください。たとえば『相手が嘘をついているかどうか』が分かります」(田口さん)
例えば、浮気を問いただす場合……
自分「昨日の夕方に電話したとき、誰と一緒にいたの?」
相手「……同僚の○○君とだよ」
自分「どこに行っていたの?」
相手「……会社の近くの居酒屋だよ」というようなやりとりがあったとします。ここで田口さんは、
「会話を続けながら相手の目をじっと見てください。過去の話をするとき、『本来は過去のことを思い返すときは左を向くはずの目が、右を向いていれば相手はウソをついている』ことになるのです」と言います。
同僚と居酒屋で飲んでいたという事実は過去のことですが、そう答える相手の視線が右に向いた場合は、「過去ではない何か。誰か」の存在があるからだと言います。
言葉ではごまかせても、目はウソをつけないのです。「見た目」、「ステータス」、「スキンシップ」。何を重視する?
「人は、物事を判断するとき、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を使うと言われていますが、NLPではこれを『視覚』、『聴覚』、『感覚(触覚、嗅覚、味覚)』の3つに分類しています」という田口さんは、「その人がどの感覚を中心にして、表現、記憶、情報の整理などを行っているのかも目の動きで見分けることができます。これは代表システム(VAKモデル)という考え方を用いた方法です」と言い、具体的に「相手の感性を見分ける方法」を次のように説明します。「相手に過去をじっくりと考えさせるような質問をしてください。例えば、『これまでに最悪な恋愛の経験を教えてください。相手はどんな人?』などの質問を投げかけます。
このときに、相手の目を観察してください。
・左上を向いている人=視覚型
目に映る情報を中心に判断する傾向があります。・左横を向いている人=聴覚型
耳から聞こえ伝わる情報を中心に判断する傾向があります。
・左下を向いている人=感覚型
体の感覚で感じる情報を中心に判断する傾向があります。以上の3つのタイプに分けることができます」
続けて田口さんは、
「相手の特性をつかんだことを生かして、『この人は恋人を選ぶときに何を重視するのか』、『効果的なデートの誘い方』を考えることができます」とレクチャーします。・視覚型……見た目重視。顔やスタイルをチェックします。イケメン、スタイル抜群の相手には弱いでしょう。相手が視覚型の場合、パンフレットや写真を見せてデートに誘う、印象に残るきれいな場所や夜景を見よう、と誘うと効果的です。
・聴覚型……ステータス重視。相手の年収、職業、肩書きなどを重要視します。予約が取りにくいレストランや値段が高いコンサートなど、相手のプライドをくすぐるようなデートプランを立てて誘いましょう。
・感覚型……スキンシップ重視。相手との相性を自分の体で感じとろうとします。感覚型の相手にはデートの最中が勝負どころ。さりげなくスキンシップをはかり、楽しさを体験してもらうことが鍵となります。
「視覚型の人が『ワタシ、相手は顔じゃなくて性格で決めるから』と言う場合は、ウソを言っている可能性が高いんです。目の動きを観察しながら話を聞くと、相手の本音や、相手が何を求めているのかなどが見えてくるようになります」と田口さん。
相手の目線を追いながら相手の本音を見極める……。
「決して難しいことではありません。そういう事実を知っておいて、コミュニケーションをより高めようと働きかけることが大事なんです」と田口さん。何やら使ってみたくなるNLPの「代表システム」。相手の心を探る一つのコミュニケーション手段として取り入れてみてはいかがでしょうか。
【取材記事(マイナビ)】恋人と信頼関係を築くために心がけておきたいこと
カレやカノジョのちょっとした一言がきっかけで、けんかをしてしまったことはありませんか?また、売り言葉に買い言葉で、大切な人を傷つけてしまったという人もいるでしょう。
そこで、NLP(心理学の一種で神経言語プログラミングの略)という心理学の思考方法を使って、恋人と信頼関係を築き、けんかをしないようにするための方法をご紹介します。教えてくださるのは、米国NLP(TM)協会認定マスタープラクティショナーの田口久人(たぐち・ひさと)さんです。
相手が大切にしていることを否定しない
まず、どんな言葉をかけたら怒らせたり、傷つけたりしてしまうのでしょうか。この疑問に対し、田口さんは身近な例をあげて説明します。
「例えば、『自分は包容力がある人間だ』と思っている人に、『あなたって、器が小さい人ね』と相手の認識とは逆のことを言ったり、相手の出身校や出身地のように愛着があるものをばかにしたりすると、相手は人格を否定された気分になりやすいものです。
NLPでは、人間の行動・心理の原則を、『環境』、『行動』、『能力』、『信念・価値観』、『自己認識(アイデンティティ)』の5つのレベルに分けています。この5つのレベルを体系化したものをニューロ・ロジカル・レベルlといいます。
人が怒り、傷つくのはこのうち、『能力』や、『信念・価値観』『自己認識』を否定された場合です」(田口さん)
残りの2つについては大丈夫なのでしょうか。
「『遅刻するなら、まず電話して!』のように、相手の行動に対する指摘はOKです。5つのレベルのうち『環境』、『行動』に関することは、人格を否定しているわけではないので、相手を怒らせることはありません」(田口さん)。
「相手を喜ばせるには、相手の『信念・価値観』や、『自己認識』を認めるのが一番です。これは難しいことではありません。目に見えるもの、相手の外見などを褒めてもいいのです。例えば、相手のネクタイや洋服などを褒めることは、相手のセンス、つまり価値観を認めることにつながるからです。
そのためには、普段から相手をよく観察し、どんなものを持っているか、どんな服を着ているか、どんな髪型をしているかなどを意識するとよいでしょう」
では、恋人との信頼関係を築くためにはどうすればよいでしょうか。
「デートのときは相手がどう考えているかなど、感情的な部分を知るために、『さっきの映画はよかったね』で終わりにするのではなく、どう感じたか、どの場面がどういう理由で印象に残ったかなど、具体的に相手や自分の内面に触れる会話をして、相手がどういう人間なのかを理解するように心がけてください」と田口さんはアドバイスします。
デートで内面を知るような話を重ねていき、相手と信頼関係を築けば、何を言えば相手を怒らせてしまうかも分かってきます。カレ・カノジョとけんかが絶えないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
NLPのデメリットとは
NLPはいいことばかりではありません。NLPのデメリットをご紹介します。
資格を維持するのにお金がかかる
一般的に資格は取得したら永続的に維持できるものですが、NLPは資格を維持できません。
アメリカらしい発想ですが「資格(権利)」を維持するために更新料を支払う必要があります。
具体的にはリチャード・バンドラーの米国NLP協会の認定証の場合、2年ごとに更新する必要があり、更新費用として5250円を支払う必要があります。
つまり、10年資格を維持するとなると26250円、20年資格を維持するとなると52500円かかります。
プロフィール等に資格を表記する場合は更新が必要となりますので、公に資格を取得していることを公表しない場合は更新する必要はありません。
あなたが学んだNLPの知識は永久に残ります。
すでに知っていることも多い
NLPは成功者の共通点を研究したものであるため、成功する為の本質的な要素がまとめられています。
その為、意外と「当たり前のこと」が多いように感じられるかもしれません。しかし、当たり前のことこそ当たり前にやっていない人が多いものです。
NLPを学んで思ったことは「知っているのとできるのは違うこと」NLPのレッスンはペアワークを中心に構成されており、ロールプレイをすることになります。
そのため意外と「自分ではできている」と思っていても、できていないことがわかります。
また、「自分が無意識にやってきたことが本当は正しかったのだ」と確認でき、日常生活において、より意識的に行えることもありました。
特に今でもずっと意識しているのが「バックトラッキング」という手法で、話の聞き方には注意をしています。
とはいえ、たくさんの自己啓発(コミュニケーション関連)本を読んでいてすでに実践されている方、当たり前のことを当たり前にできる人はNLPを学ばなくても良いかもしれません。
NLPを学んだ後、自己啓発本を読んでみるとNLPで学んだことばかりだと思うことが多かったです。
受講メンバーの影響が大きい
NLPはペアワークを中心に構成されており、ロールプレイをすることになります。そのため、どのような人と組むのかはとても大切。
基本的にレッスンにもよりますが、1日に何度もペアワークをするため、受講者の中でまんべんなくペアを組むようになります。
しかし、それでもペアの相手が悪いと勉強になりません。特にコミュニケーションに悩み、NLPを受講している人には要注意。
コミュニケーション力を鍛えようとレッスンを受講しているため、ペアワークに取り組む際にとても時間がかかります。
時には沈黙になったり、何を言っているのかわからないことも。私が受講していたときもそのような人を見かけました。
「レッスンについていけていない」と思ったのかすぐに受講を中止した人もいました。
また、平日にNLPのレッスンを受講していた時にはランチの時間にお酒を飲み、レッスン中に寝ている方がいました。
ここまでひどい人はあまり見かけませんが、ペアを組む相手はとても大切です。なかにはそのような人と取り組む可能性があることを嫌がり、他のレッスンに振り返えをする人さえいました。
NLPにご不安がある方は、説明会で話を聞くのもよいです
以前の私のようにNLPに対して不安がある方は説明会で話を聞くのもよいです。ヒューマンアカデミーでは全国で説明会が行われていたり、オンラインで説明会に参加できます。忙しければ、資料を取り寄せることも可能です。
まとめ
NLPを学んだ後、書籍を出版する、セミナーを開催するなどして、受講料以上の恩恵を受けることになりました。
もしも、「費用が高い」「怪しい」と思うのであれば、まずはNLP関連書籍を読み、自分でワークに取り組まれることをおすすめします。一人でもできるワークはたくさんあります。
私がNLPを学んだ頃と比べて、関連書籍も見かけるようになりました。尚、「今度こそなりたい自分になる夢ノート」はNLPを知らなくても、NLPの考え方やテクニックが学べる本になります。もし興味があればご覧ください。アマゾン限定で販売中です。