猫みくじ「言葉は思ってる以上にあなたを支配してる」
「あの人のこと、もう考えたくない」
気づけば、また頭の中で繰り返している。
あの人の嫌な言動。心に刺さった言葉。理不尽な態度。
そんな相手のことを、無意識に何度も思い出してはイライラし、落ち込む。
そして、こう思うのです。
「どうしてあんな人のことで、私はこんなにも消耗してるんだろう」と。
でも、その問いの答えはとてもシンプルです。
あなたの“命の時間”を、その人に渡してしまっているから。
時間は、お金よりも重たい“命”の単位
時間は目に見えません。
でも、私たちは1秒ごとに確実に“命”を削っています。
1時間を嫌な人のことで悩むというのは、命の1時間分をその人にあげているのと同じ。
お金なら「この人にこれだけ払いますか?」と冷静になれるのに、
感情となると、そのコストに気づきにくいものです。
例えば、あなたが憂鬱な気持ちで3日間、職場のある人の嫌味を反芻していたとします。
その3日間、気分は重く、仕事にも身が入らない。夜もよく眠れない。
それは、**“3日分の命を無駄にしてしまった”**という事実なのです。
極端なようですが、それくらい時間は貴重です。
思考を支配する相手は、あなたの人生も支配する
私たちの思考は、習慣になります。
ある特定の人のことを日々考えていると、脳は「この情報が重要なんだ」と錯覚します。
結果、どんどんその人に関する情報ばかりが脳内を占拠し、現実にも引き寄せてしまう。
こんな話があります。
ある女性は、職場の上司との関係に悩み続けていました。
彼の一言一言が気になり、帰宅しても家族に愚痴を言う日々。
心身の調子も崩し始めたある日、こう気づきました。
「私は、人生の大切な時間を“この人”に乗っ取られている」と。
それから彼女は、“考えない努力”を意識的に始めました。
具体的には、心に浮かんだ瞬間に深呼吸をして、
「これは私の人生の優先事項ではない」と言葉にする。
最初は難しくても、数週間で彼女の表情は明るくなっていきました。
何より、自分の時間を自分のものとして取り戻せた感覚が大きかったといいます。
「思い出す=与える」ことを、意識してみる
人間は、忘れる生き物です。
しかし、繰り返し思い出すことで、出来事は“記憶の優先リスト”に残り続けます。
つまり、嫌な人のことを何度も考えてしまうというのは、
自分からその人に意識を“差し出している”のです。
もしも「もうその人のために命を削りたくない」と思うなら、
まずは“考える”という行為にブレーキをかけてみてください。
スマホを開いてSNSを見るように、思考にも“癖”があります。
だから、別の行動や意識に切り替える習慣が大切です。
たとえば――
・深呼吸して5秒、空を見上げる
・好きな音楽を1曲、集中して聴く
・やるべき小さなタスクを一つ終わらせる
どれも簡単ですが、その1秒1秒が“自分の命を自分に返す”行為になります。
人間関係の「損切り」は、決して冷たいことじゃない
よく、「相手のことを許せないまま忘れるなんて…」と感じる人がいます。
でも、これは許すか許さないかの問題ではありません。
“自分の人生を守るかどうか”の問題です。
嫌な人のことを考えなくなる=その人を“逃がす”ことではありません。
むしろ、自分自身を“その人の呪縛”から解放すること。
投資の世界でも、これ以上価値が下がるとわかった時点で損切りします。
感情も同じです。
自分の幸福に寄与しない相手なら、心の中から切り離してもいいのです。
それは冷たさではなく、自分への優しさ。
あなたの時間は、あなたの人生そのもの
時間は戻りません。
その時間で何を考え、誰を思い浮かべるかは、
そのまま“人生の質”を左右します。
もし今日、少しでも嫌な人のことを考えていたなら、
今この瞬間から、自分の時間を取り戻す選択をしてみてください。
たった1分でも、嫌な人ではなく“自分の未来”のために使ってみる。
それだけで、人生の向かう先は変わっていきます。
考えないことは、逃げではなく戦略です
・時間は命と同じ。誰に使うかが人生を決める
・嫌な人のことで思考を占めると、現実も支配される
・考えない工夫は、自分の人生を守る選択
・「忘れる」ことは、優しさではなく戦略
・自分の時間を“自分の幸せ”のために使っていく
嫌な人のために、もうこれ以上、命を削らないでください。
あなたの時間は、もっと大切なことに使っていい。
その選択こそが、人生を大きく変える一歩になります。