大学時代を後悔しない!人間関係で気をつける5つのこと

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大学時代を後悔しない!人間関係で気をつける5つのこと

学生生活ではいろいろな価値観を持った人と関わることで「人間関係」 で悩むこともあります。 「笑顔でいる」「愚痴らない」など見落としがちな、まわりの人と良い関係を築く方法を紹介します。

出会いを大切にする

学生時代には好きな人と付き合えばよいですが、 社会人となるとそうはいきません。自分の苦手な人と付き合うこともあります。

どんなに苦手であっても利害が関わっているため付き合いを避 けられません。 付き合う人は変えられないため、自分がどのように考えるかが 大切となってきます。

とはいえ、嫌いな人だからこそ学べることもあります。 あえて嫌いな人に会おうとする人もいます。 AKB48のプロデューサーとして有名な秋元康さん。

「僕は定期的に嫌いな人に会うことにしてるんです。なぜなら 嫌いな人というのは、自分に似ているタイプか正反対か、どっ ちかなんです。その人のことを嫌いな理由を考えることで、自 分の好みや信念などをあらためて発見できるからです」

対照的に仕事で自分と気が合う人に出会うこともあるかもしれ ません。それでもなかなか本音で付き合うのは難しいもの。「仕事に影響しないかどうか」心のどこかで考えてしまうから です。

学生時代の友人の良さは利害関係がないこと。 遠慮することも、自分を大きく見せることも必要ありません。

できれば、学生時代のうちに本音で語れる親友を見つけましょ う。 京セラ、KDDIの創業者である稲盛和夫さんは出会いについてこのように述べていました。

「短い人生の中で、最も楽しいことは、自分の心の波長と合う 人との出会いです」

もしも、親友になれるかどうかわからない場合 「この人一生付き合うことができるかどうか」考えてください。 無理して合わせることも、付き合う必要もありません。 いい人を演じれ演じるほど期待され、苦しくなっていくもの。

ときには別れることが必要なこともあります。 でも、別れがあるからこそ出会いがあります。

笑顔でいる

突然ですが、あなたの自画像を描いてみてください。どのような表情をしているでしょうか。

笑顔でしょうか、それとも無表情でしょうか。 日頃から笑顔でいる人は自画像も笑顔ですが、 無表情な人は口が棒線になっていて閉じているなど場合が多いです。相手を笑顔にしたいのであれば、まず自分から笑顔になること。「相手は自分の鏡」と思ってください。

就職活動がうまくいく人の条件に「楽しんでいること」が挙げ られます。 自分が楽しんでいるからこそ、相手も楽しい気分になり、選考に通過します。

誰でも一緒にいるのであれば「楽しい人」と過ごしたいもの。

人を変えることはなかなかできません。それよりも自分を変えるほうが簡単です。自分を変えられるのは自分です。相手に求める前に「自分は相手に求めていることをしているか どうか?」考えましょう。

どうしても笑顔になれない時こそ笑ってください。脳 は勘違いをすることがあり、それだけでも気分が良くなります。

テレビ番組で「笑顔」に関する実験を行ったときのこと。実験者に強制的にしかめっ面、または、無理に口角を上げて笑顔を作るようにお願いして、同じマンガを読んでもらいまし た。

すると強制的に笑顔を作った方がマンガの内容に対して高評価 でした。つまり、口角をあげて笑顔を作るだけでポジティブになれるのです。

楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔だから楽しくなります。 あなたが今まで一番笑っていた時を思い出すのも良いです。

笑顔はあなたが思う以上に価値があります。

怒らない

「悩みことがないのが悩み」といった何もかもうまくいっている学生を見かけることがあります。 そのような人にはある特徴があります。

「怒らないこと」

怒ることで良いことは1つもありません。 たいてい怒るときは自分の期待が大きく裏切られたときです。思い浮かべれば、思い浮かべるほど怒りが膨らみます。少しでも怒りたいことを考えないことが大切です。

例えば、「怒りたいこと」を英語で考えてもよいでしょう。人は頭の中で一つのことだけしか考えられません。

他のことを考えているうちに「怒り」がおさまってきます。他にも「目をぐるぐる回す」「100まで数える」といった方法もあります。

とはいえ、相手の理不尽な言動に対して「怒りたい」と思うこ ともあるかもしれません。その場合、自分のためであれば控え、相手のためであれば注意しましょう。

相手に裏切られないために一番大切なことは「期待しないこと」です。期待をすればするほど、期待通りにならなかった時のショック は大きく、 最初から期待しすぎなければ怒ることもありません。

例えば、あなたは本屋で1000円の単行本を購入したとします。次の日、偶然、インターネット書店でその本が数日後に文庫本として500円で発売されることを知りました。

あなたは損した気持ちになるかもしれません。それは「1000円の価値がある」という基準を元に本について判断しているからです。 もしも、単行本の存在を知らずに、500円で文庫本を購入していたらそのような感情も起こりません。

常に物事をゼロベースで考え、自分の基準を高くしないことが大切です。もしも期待せずに良いことが起きたときにより喜びをかみしめることができます。

忙しそうにしない

あなたは「忙しい」という言葉を口にしていませんか? 仕事ができる人ほど「忙しい」という言葉を口にしないもの。「忙しい人」=「仕事をたくさん抱えている人、仕事ができる 人」ではありません。

仕事ができる人ほど忙しそうに見せません。 いつも余裕があるように見えます。だからこそ、まわりから仕事の依頼が次々とやってきます。「忙しそう」にしなければチャンスがやってくる可能性が高まります。

時間は誰にでも平等です。どのように時間を使うのかで差がつきます。例えば、授業の休み時間、通学時間などスキマ時間を活用しま す。 時間を活用するためにはあらかじめ時間が空いたら何をするか決めておくこと。

「10分あったら何ができるだろうか?」

「30分あったら何ができるだろうか?」

「1時間あったら何ができるだろうか?」

スキマ時間を活用して大成功した人がいます。 ハリーポッターシリーズで有名な作家「JKローリング」。

彼女が処女作を執筆していた時、シングルマザーで生活保護を受けていました。まだ子どもが幼かったため、起きているあいだは何もできません。

そこで子どもが寝ている間に自宅付近の喫茶店に駆け込んで原稿を執筆。しかし、当時は出版できる見込みもありませんでした。

原稿が完成し、10社以上の出版社に売り込みましたが、断られることに。それでも諦めず、何とかブルームベリーという出版社で出版が決まり、「ハリーポッターの賢者の石」が生まれました。

その後、ハリーポッターシリーズは大ヒットし、 年収は約1億2500万ポンド(日本円で約182億円)になりま した。 歴史上で最も報酬を得た作家と言われています。

時間は自分で作り出すものです。

遅刻しない

今までに「なぜ、遅刻してはいけないのか」考えたことはありますか。

当たり前のことですが、約束を守らなかったからです。 約束には相手との約束、自分との約束があります。遅刻する人は2つの約束を破っています。

自分との約束は自分しか影響を受けないため破りやすいもの。その代表的な例が「三日坊主」です。 約束を破るような人はまわりの人からも信用されません。

「自分自身との決め事もそうだ。時間を守れないということは、 自分をコントロールできないということだ。そんな人が成功し て豊かな人間になれるはずがない。悲しいことだが、世の中に はどうしても自律できない人たちがいる。残念だが、そういう 人とは僕は一緒にビジネスをしたくない」

世界的なベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者ロバ ートキヨサキ氏の言葉です。 私が開催する就職セミナーでは「学生と社会人の違い」について聞く機会があります。

その時、学生から「責任感」という答えを聞くことが多いで す。責任感がある人とは「相手の約束」だけではなく「自分との約 束」も守れる人。

学生生活で遅刻している人は、就職活動中にも遅刻することが 多いです。 約束を破ることがくせになっていてなかなか直せません。

心に余裕があるときは、意識することで防げますが、 忙しいとき、落ち込んでいるときなど心に余裕がないときに失敗するもの。 採用担当者はそのような姿勢を見逃さず、遅刻だけで不合格とする場合もあります。

セミナーに参加する前から「仕事の心構えができるかどうか」 わかることもあります。 受付の開始時前に会場で待っている人と受付時間ギリギリにやっている人では明らかに就職活動に対する意識が異なります。

どちらが志望企業から内定をもらいやすいかは言うまでもありません。あなたが絶対に遅刻しないようにするとしたらどうすればよいでしょうか? 日頃から「2つの約束」を守りましょう。

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