大学時代に後悔しないためにやりたこと5選

就活名言

大学時代に後悔しないためにやりたこと5選

サークル、ゼミ、アルバイト、勉強など、今よりも充実させるための「行動」を紹介。もしも、学生時代にやりたいことが思い浮かばなければ、1つでも良いのでチャレンジしましょう。

①長期のインターンシップをする

一定期間企業などの中で研修生として働くことをインターンシップと言います。規模・業種を問わず、インターンシップとして学生を受け入れる企業が増えています。

優秀な学生の囲い込む目的で実施する企業もありますが、本来の目的は「仕事現場を知ってもらい、入社後のミスマッチを減らすこと」毎年、夏になると大学3年生の方からよく受ける質問があります。

「サークル活動・部活動を優先すべきか?インターンシップを優先すべきか?」

インターンシップに参加しないと就職活動に不利と思っている場合が多いです。一部の企業を除いて、インターンシップは選考のためにあるのではありません。

悩んだ場合「どちらを選べば、心から満足するか」を考えてみるとよいでしょう。インターンシップの種類は1日で完結するものから長期的なものまでさまざまです。

なるべく長期的なインターンシップに申し込みましょう。特に1日だけのインターンシップでは企業の実態について知ることはできません。少なくとも長期間同じ企業で働けば、

「その企業ではどのような人材が求められているのか」

「これから働くうえで何が足りないのか」

がわかってきます。インターンシップの良いところは辞められること。正社員として入社すれば簡単に辞められませんが、いつか辞めることになります。

あなたが希望すれば、さまざまな企業の仕事をいち早く体験できます。なかにはインターンシップと称して学生をタダ働きさせるものもあるため注意しましょう。

ノルマ営業、長時間労働のような学生生活に支障をきたす仕事内容・カリキュラムであれば辞めたほうがよいです。

②留学する

社会人に「学生時代にやっておきたかったこと」を聞くと、真っ先に挙げられるのが「勉強」「留学」「旅行」です。

特に留学は時間、生活、仕事など様々な問題があるからです。覚悟が必要であるため、留学した社会人から話を聞くと留学目的がとても明確です。

反対に留学経験のある学生は目的が曖昧であることがあります。そのような人のエントリーシートを添削していると、留学先で力を入れたこととして「語学力の向上」を挙げます。

語学力を身につけるのであれば日本でもできます。イギリスに留学した学生は留学先の選択について後悔していました。

「今思うと、イギリスではなくてもよかったと思います。他の国であっても、他の留学生とは英語で話すことになることが多いので別の国にすればよかったです」

留学しても語学力が身につかない学生もいます。留学先で日本人と一緒に行動を共にしている場合が多いようです。

オーストラリアに留学した学生は「そのようになりたくない」という想いから、留学先では絶対に日本人と関わらないようにしていました。

「1日1人現地の人に声をかけること」を目標として生活し、帰国するまでに、海外の友人を50人以上作るほどの関係を築いていました。

結果として語学力も身につき、帰国後にTOEIC(語学試験)を受験したところ、留学前と比べて355点(545点→895点)もアップしたそうです。

留学して学べるのは言語だけではなく、その国の文化についても学べます。文化を体感することは留学することでしかできません。

「バイリンガル」より「バイカルチャル」

留学先から帰国した学生の多くが「日本は素晴らしい」と言います。今まで当たり前だと思っていたことは海外では当たり前ではなく、日本の良さを再認識するからです。

留学は今までの常識を打ち破るためのチャンスです。

③上から目線でアルバイトする

給料をいただきながら仕事について学べるのがアルバイト。将来親友となるような人、恋人になる人、普段話さない年代の人と出会いもあります。

社会人の仕事と比べれば、仕事内容は限られるかもしれません。とはいえ、正社員として仕事をするにしても、アルバイトとして仕事にするにしても、「仕事に対する心構え」は変わりありません。

アルバイトのうちから「正社員」と同じ気持ちで働いていれば、きっとあなたを認めてくれる人が出てきます。

実際に仕事ぶりが認められ、「うちに来ないか」と誘われたり、アルバイトの新人教育を任せたりする学生もいます。

認めてくれるのは店長なのか、同僚なのか、お客様なのかはわかりませんが、あなたの自信につながります。

とはいえ、アルバイトは決められたことを行うことが多く、同じ作業を繰り返すことはつらいもの。できれば、「もっと良くならないか」という視点で働くとよいでしょう。

3年間、飲食店で働き、新人教育まで任されるようになった学生はアルバイトについてこのように振り返っていました。

「アルバイトだからと制約を設けずに、高い意識を持って働くことができれば、仕事は楽しくなることを学びました」

志望企業から内定をいただいた後も、卒業するギリギリまでアルバイトを続けることに。

「内定をもらえたのはアルバイトのおかげ。恩返しをしたい」

という想いからでした。与えられた仕事以上のことをすることで仕事が楽しくなります。

「先輩ならどうするのか?」
「社員の人ならどうするか?」
「もしも、店長になったらどうするか?」

というように「自分より上の立場」の人の視点を持って働くのもよいです。

④複数のサークルに所属する

大学ではいろいろな県から学生がやってきます。サークルに所属すると今まで出会うことがないような人と出会うことができます。

少しでも出会いを増やすために複数のサークルに入るのもよいでしょう。選択肢があまりにも少なすぎると、「他にもよいサークルがあったのではないか」と後悔するようになります。

少しでも比較できるように選択肢を増やしたほうがよいです。人は決めてから悩むもの。もしも、自分のできるかぎりのことをして、「自分に合わない」「1つだけで精いっぱい」と思ったら辞めるのも得策です。

サークルを辞めるのは自由です。1つのサークルにこだわる必要はありません。サークル選びに失敗してしまい、学生生活を後悔する学生もいました。

「今思うと、自分でサークルを作ればよかった。サークルを辞めてからアルバイトばかりしていて、大学に良い思い出がありません」

高校生まで音楽活動をしていた学生は大学に興味が湧くようなサークルがなく、全く音楽とは関係ないサークルに所属していました。友達に誘われてサークルに入ったものの、だんだん参加しなくなり、幽霊部員に。

入部してから1年経ち、サークルを辞めていました。サークルを辞めてしまった場合、サークルを作る以外にも選択肢があります。大学の友人に

「友人の所属するサークルに入れないかどうか」

お願いすること。もしかすると興味があるサークルを見落としているかもしれません。大学にあるすべてのサークルを把握することは難しいものです。

さらに視野を広げて学外のサークルや社会人サークルなど検討するのもよいでしょう。学生団体によっては人手が足りないため、常にメンバーを募集していることもあります。

自分の居場所は自分で作るものです。

⑤立ち上げる

何か新しく始めると困難がつきもの。それを乗り越えることで成長します。就職活動では仕事で頑張れそうかどうかを確かめるために、エントリーシートでも

『あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何ですか?また、それに対してあなたが何を考え、どう対処したか、その経験が今どのように活かされているかについて記述してください』

という設問があります。困難は行動している人にしかやってきません。ピンチこそチャンスです。

チャンスをつかむためにはサークル、学生団体を立ち上げる、起業するのもよいでしょう。ある学生団体に所属する学生は後悔していました。

「自分で立ち上げればよかったです。正直、リーダーに頼ってしまうことがあって責任感が足りないところがありました。リーダーになれば、責任もプレッシャーも大きいかもしれません。でも、そのほうがもっと頑張れたように思います」

もしかすると、うまくいかないこともあるかもしれません。実際にたった数か月で消滅してしまう学生団体・サークルもあります。

とはいえ、失敗してもやり直しがききます。もう一度作ってもよいのです。新しいことを始めると成功することは約束されていませんが成長は約束されています。

フリーペーパーを運営する団体を立ち上げた学生から今までの活動について伺ったときのこと。まるで企業の経営者のような顔つきで誇らしく話してくれたことがあります。

「学生団体を立ち上げてからは組織を運営する苦労がありました。特に辞める人が多くて困りました。けれど、人間関係、集団における役割、マネジメントについて考える機会にもなり、自分の成長につながったことは間違いありません」

最初は大変かもしれません。「大きく変わる」から「大変」。それを乗り越えることで大きく成長します。「この状況をどうやったら楽しめるか?」と考えてみましょう。

大学時代を後悔しない!人間関係で気をつける5つのこと

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