この記事は、instagramフォロワー数50万人以上、「そのままでいい」「きっと明日はいい日になる」など累計50万部以上の著者(@yumekanau2)が執筆した記事です。
コミュ力を高める一言名言「興味を示す」
コミュニケーションで心がけたいことを「あかさたなはまやらわ」で紹介します。
興味を示す
「正しいことであれば伝えればいい」と考えることもあるかもしれません。しかし、そうすることで人を傷つけてしまい、物事が上手くいかないこともあります。例えば、相手が怒っているとき。
妻「どうしてあなたは帰ってくるのが遅いの?」
夫「最近、仕事が忙しくて」
妻「いつもそうじゃない」
夫「そうは言われても、最近、部下の一人が辞めて大変で・・・」
正しいことを発言しているかもしれませんが、火に油を注ぐようなもの。怒っているときは、自分の主張が正しいと思って話しています。そのため、相手の主張を反対してしまうと、余計に怒らせてしまいます。
この場合、その人(夫)にとっては仕事も大切ですが、相手(妻)の気持ちも大切です。ときには相手が感情的になりすぎて矛盾したことを言われることもあります。
今回の場合、「いつも遅いのか」どうかはわかりません。それでも相手の発言を訂正せずに、まずは相手の話を聞くことが大切です。
「どうしてあなたは帰ってくるのが遅いの?」
「遅くなってごめん(反論しない)」
「いつもそうじゃない」
「そうだよね」
「あらかじめ遅くなるなら言ってよ。食事も用意すればよいかわからないし」
「わかったよ。ちゃんとこれからは連絡するよ」
今回は帰るのが遅いことより「食事の用意ができないこと」が問題でした。人は怒り続けることはできません。相手の話を聞き続けていると相手の怒りもおさまることが多いもの。
相手が怒っているときはその人が落ち着き、相手が求めていることがわかるまでひらすら聞き続けて、自分の意見を伝えましょう。
コミュ力を高める質問
相手があなたに求めていることは何ですか?
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